ヴルカヌス・イン・ヨーロッパプログラム
 日本人学生対象

 

金馬 貴之 (きんば たかし)
ヴルカヌス・イン・ヨーロッパ 2015年度修了生
プログラム期間:20154月~20163
語学研修期間:20154月~7月 アイルランド・ダブリンの語学学校にて英語、およびポーランド・クラクフの語学学校にてポーランド語研修
インターンシップ期間:20158月~20163 toprojekt(ポーランド)にて企業研修

 

私はアイルランド・ポーランドの2カ国で語学研修、toprojektというポーランドの建築設計事務所で企業研修を行いました。広島という小さな町で建築を勉強してきたこともあり、少し大きな世界を見てみたいと思ったことがヴルカヌスプログラムへ参加したきっかけです。

ポーランドでの研修はヴルカヌスでも初めてで他の研修生に比べて情報がない状況でした。しかしヴルカヌス・イン・ジャパンのOBが受入企業にいたことで問題なく一年間を過ごす事ができました。彼とは仕事だけでなく、一緒に旅行へ行って建築見学するなどプライベートでもお世話になりました。そして今も連絡を取り合い、互いのプロジェクトについて意見交換を行うなどしています。こういった事もここまでのプログラムの積み重ねがあり世代を超えた繋がりがあるヴルカヌスならではの良さだと思います。

企業研修中は10名程度という小さな設計事務所ということもあり、常に担当プロジェクトを持つことができるという恵まれた環境でした。基本的には国際コンペティションを担当し、韓国の釜山市の再開発プロジェクト、香川県屋島の観光施設、ポーランドのKoszalin市のマスタープランのコンペティション等に参加しました。労働文化の違い等で悩む事も最初はありましたが、コンペティションで勝つ事を目標に日々の業務に取り組んだ結果、釜山市のプロジェクトでは入賞、Koszalin市のプロジェクトでは一位になることができました。またこれらのコンペティションで結果を出す事ができたことで設計者として大きな自信を得ることができました。Koszalin市のプロジェクトでは町の旧市街を南北東西に貫く車両道路を町全体の交通体系を再編することにより、歩行者のための空間にすることを提案しました。一位になったことで、現在は街の議会からの予算調整や実施のための住民説明会などをtoprojektが行っています。日本では建築家がこのような都市規模のデザインを行える立場にはなく、建築家の社会的な地位が確立されているヨーロッパならではのプロジェクトだと思います。

建築は施主の財産でありながら、あらゆる人の目に入るという公共性の高いものです。今後はtoprojektでの経験を活かし、日本のような環境で建築を作る中でも、その建物が都市の文脈の中でどのような意味を持つのかということを考えていきたいと思っています。

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