2月 10/2016
アジア太平洋と欧州におけるダイナミックな貿易政策を理解し、グローバルな包括的かつ統一的貿易ルールの確立の重要性と、日EU・FTA/EPA交渉 の早期かつ野心的な合意の戦略的意義を検討しました。近年、貿易投資ルールの策定において、地域貿易協定(RTAs)、もしくは、ITAといった有志国による複数国協定が益々進展してきています。昨年10月、歴史上最大の地域貿易協定であるTPPが大筋合意に達しました。本合意は、新興国を含むアジア太平洋諸国における経済成長の基盤として、新たな、かつ、高いレベルでの基準を提供するとともに、その成果は当該マーケットへの参入をめざす欧州産業界にももたらされます。現在、世界の成長の中心はアジア太平洋地域にあります。この旺盛な経済成長力を取り込んでいくために、EUは、貿易ベトナムやシンガポール、カナダとのFTA締結、米国との貿易交渉(TTIP)の開始など貿易協定締結に積極的に取り組んでいます。このような状況の下、アジア太平洋と欧州という二つの巨大な貿易圏の橋渡しを行うことは、グローバルな包括的かつ統一的貿易投資ルールによって、シームレスなビジネス環境を構築する上で急務です。かかる取組みは、将来の海外での新たなビジネス機会を模索している中小企業にとって、特に重要です。…
11月 19/2015
概要ワインはユニークな商品であり、ぶどうの育成から瓶詰めにいたる生産過程は困難の多いビジネスです。景気の動向、気候に左右されるほか、瓶詰めから販売までの期間が長いため、品質を向上させることができる反面、コスト管理が課題となっています。世界的な競争が厳しいにもかかわらず、市場への新規参入が続いており、日本も例外ではありません。最近の「日本ワイン」というコンセプトの導入は日本のワインのイメージを向上させようという試みであり、日本のワインの定義を国際的なワインの定義に近づけるものです。ワイン業界の成長をサポートするために、日本のワインのルールはどういう方向に進むべきなのでしょうか?またEUはどのようにワイン業界を奨励し、成長させているのでしょうか?政府の政策は業界の繁栄をどのようにサポートできるのでしょうか?本セミナーは、専門家のプレゼンテーションや成功事例の紹介を通し、これらの問題に焦点をあてるもので、約80名の政府関係機関、ワイン業界の専門家の方々に参加いただきました。プログラム14:30-14:40開会の辞:ヴィオレル・イスティチョアイア=ブドゥラ 駐日欧州連合大使14:40-15:00プレゼンテーション:「日本のワイン用ぶどうの生産の現状と政府の生産者に対する支援について」…
11月 16/2015
Standards, Governance and the Rule of Law - Opportunities for EU-Japan Cooperation毎年、日欧の学術機関等が中心となってブリュッセルで開催している「日・EUカンファレンス」。第18回目は「標準、ガバナンス、法の支配と日EU協力」をテーマに2015年11月16日に開催しました。プログラムはこちらThe opening session featured a keynote address by H.E. Ambassador Keiichi Katakami (Mission of Japan to the EU). This event had 4 themes:Policy Panel 1 : Humanitarian Assistance and Emergency Relief Cooperation and Development Assistance after the UN World Conference on Disaster Risk Reduction in SendaiThis year's UN World Conference on Disaster Risk Reduction…
Belgium
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