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伊藤 亘輝
ヴルカヌス・イン・ヨーロッパ 2024年度派遣

語学研修 :英語(イギリス)
企業研修:Astellas Ireland

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1.ご自身のヴルカヌスでの経験を振り返って、期待は満たされましたか?

もともとグローバルな企業で働きたいという思いや期待がありましたが、Astellasはその思いを実現するのに素晴らしい場所だったと思います。また、インターンシップを通じて、製薬業界や製造業について、生産管理、サプライチェーン、品質管理などの幅広い分野を経験できました。私自身は生産管理部門の学生として、データ分析とリスクアセスメントのプロジェクトに取り組みました。

そして、実践的な経験を積むことができただけでなく、私にとっては、欧州での生活もとても刺激的でした。自由な雰囲気の中で暮らし、アイルランドの“ゆったりしていながら効率的”な働き方にも魅力を感じました。総じて、Astellas、アイルランドでの時間は非常に有意義で楽しく、実践の場でスキルを発揮する機会となり、異文化の中で働く自信を大いに高めてくれたと思います。

 

2.自己評価はいかがですか?

私自身の性格の根幹の部分は変わっていませんが、異国の地において、自己主張する力を養い、コミュニケーションや意思決定において、より主体的に行動できるようになったと思います。また、これは住む国は関係ないと思いますが、仕事を早く進めるためには、同僚との密なやり取りが欠かせませんでした。とりわけ、リスクアセスメントのプロジェクトでは、自分から周りを巻き込み、密なコミュニケーションをとる姿勢が重要であったと思います。

 

.専門性はどのように深まりましたか?

このインターンで成長したスキルのひとつが、Pythonです。業務の効率化を目的とした自動化プログラムの開発を行い、日々の作業を改善する取り組みを行いました。また、GMPGood Manufacturing Practice)に沿った製薬プロセスについても理解を大きく深めることができました。

ハードスキルの成長もありましたが、一番大きな変化はソフトスキルにあったと思います。Astellasではデータ分析業務を担当し、ほぼ毎週英語でプレゼンを行う機会がありました。最初は慣れない英語での発表や専門用語の多さに苦労しましたが、今では自信を持って臨めるようになったと思います。こうした経験を通じて、ハードスキルだけでなく、プレゼンテーションや複雑な情報をわかりやすく伝えるといったソフトスキルも磨くことができたと思います。

 

4.現在の目標と野望は?

大学院修了後は、IT企業でエンジニアとして経験を積み、専門性を高めることが当面の目標です。そして、コンサルティングやテクノロジーを軸にしたソフトウェア開発に関わりたいと考えています。

将来的には、国際的な舞台でプロジェクトをリードできる人材になることを目指しています。今回、アイルランドで働いた経験が、この目標を実現するための大きな自信やコミュニケーション能力を育んでくれたと思います。

 

5.当プログラムに参加を希望する日本の学生に向けてアドバイスをお願いします。

恐れずに挑戦してほしいと思います。そして,海外での生活や仕事には必ず困難があると思いますが、それを楽しむくらいの気持ちで臨むことが大事だと思います。そのような経験を通じて、自分のなりたい姿や目標に近づくことができると思います。挑戦を楽しみ、困難を成長の糧にできるような人にぴったりだと思います。

 

6.滞在中や帰国後に、面白いもしくは興味深いカルチャーショックのエピソードはありましたか?

印象的だったのは、アイルランドの“Pints culture”です。(アイルランドでは、アルコール全般をPintsと呼びます。)幸運なことに、アイルランドでの最初の週末、滞在先KillorglinPuck Fairという伝統的な祭りに参加する機会がありました。私は、ホストレディーの孫とそのいとこに連れられて、午前中からPintsを楽しみました。彼らの飲むスピードと量がものすごく、私は、あっという間に限界を迎えて、その日の午後はずっと寝ていた記憶があります。(アイルランド本場の歓迎を受けました。)

*日欧産業協力センター ニュースレター掲載記事(英語/2025.6月発行)の体験談部分を和訳したものです。

 

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